諫早観光物産コンベンション協会
慶巖寺・明珍作うこん威甲冑一領
歴史
   
県指定有形文化財であり、日英博覧会に出品された諫早家家宝の鎧冑。筝曲「六段の調」発祥の地である慶巌寺には、諫早家の家宝として伝わる、甲冑の宗家、増田明珍作の鎧冑が納められています。この鎧冑は日本を代表する工芸品として、明治43年(1910)ロンドンでの日英博覧会に出品されました。他にも市指定有形民俗文化財である33体の菩薩像が彫刻された磨崖仏三十三観音も見どころです。観音菩薩が33に変化し、衆生を救済するという三十三観音思想と救いを求める願望が合致して成立したものと思われます。県指定有形民俗文化財の名号石もまた、「南無阿弥陀佛」の名号を正面に薬研彫りしており、類まれな立派なつくりをしています。右側年紀銘の貞和7年(1351)は観応2年に当たりますが、足利直冬は観応の年号は使わなかったとされ、直冬の勢力下もしくは支持勢力がこの地に有ったことを示しています。  
 
住所
〒854-0005  諫早市城見町15-19
電話
番号
駐車場
あり
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